子供の学習環境

専業主婦や共働きなどの働き方は子供の学力にどう影響する?

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最近では両親が共働きの家庭はだいぶ増えてきていますね。

子供が学校に行くようになると、親の働き方と子供の学力は関係あるのかどうかが気になるところです。

 

専業主婦の方がいいのか、それとも共働きでも問題ないのか、親の働き方と子供の学力について考えてみたいと思います。

 

共働きは子供にかける時間がない?

たしかに、共働きだと子供にかける時間は圧倒的に少なくなります

平日は、帰宅してから子供が寝るまで数時間しかありません。

 

その間に、

学校の宿題をやらせて○つけまでする

明日の用意をさせる

などを家事の合間にやることになります。

 

子供が進んで勉強をしてくれるならいいのですが、小学校低学年くらいだとまだその環境づくりの途中。

声かけをしていかないと難しい時期です。

 

そういう意味では、共働きだと子供の勉強に多少のハンデがあると言わざるを得ません。

 

中学受験も難しい

決して無理ではありません。

共働き家庭でも中学受験を乗り切っているご家庭はたくさんあります。

 

ただ、とてもハードです

小学校の高学年くらいでは、まだまだ自分から勉強しようなどという子供は少なく、受験する意味も分かっていない場合が多いからです。

 

塾に行くとなると、学校の宿題の何倍もある宿題が出されます。

塾に通う時間以外に、それだけの勉強をしなくてはいけないのですから、やっぱり親のサポートが必要。

 

その点では、時間がとれる専業主婦家庭の方が有利かもしれません

 

将来は高収入になる可能性

ただ、共働きだからといってマイナス要素ばかりではありません。

 

ハーバードビジネススクールの研究によると、共働き家庭で育った女の子は将来よい仕事に就く割合が高く、専業主婦に育てられた同年齢の女性よりも23%も収入が多いというデータもあります。

参考リンク成功した子どもの親が持つ10の共通点

 

ですから、共働きだと学力が低くなる=将来に影響がある、とは言えないということですね。

逆に、親の働く姿を見て「自分も頑張ろう」という気持ちが起きるのかもしれません。

 

専業主婦ならいいかというとそうでもない

専業主婦は基本的に家にいるのですから、時間に余裕があり、子供の勉強を見てあげることもできるし、平日に習い事に行かせることも出来ますね。

その点では、ワーママと比べると圧倒的に有利です。

 

日本では専業主婦家庭の方が学力が高い?

お茶の水女子大学の「全国学力・学習状況調査」の分析によると、小学6年生と中学3年生で、いずれも母親の職業が「常勤職員」よりも「無職」となっているほうが正答率が高かった、という結果もあります。

 

ただしこの結果については、「父親が常勤職員である場合の学力が最も高いが、母親については明確な関係は見られない」とされているので、一概に専業主婦家庭なら学力が高い、とは言い切れないようです。

参考リンクプレジデントオンライン:共働きvs専業主婦「妻の負担と不満」向き合い方

 

勉強がなぜ大事か教えられるかどうか

専業主婦の人でも、一度も働いたことがないという人は少ないと思います。

ただ、結婚や出産を機に家庭に入っている場合、働くということから離れてしばらく経っている人が多いでしょう。

 

子供の学力を高めるには、「なぜ勉強することが大事なのか」という目的を教えることが大切です。

 

そう考えると、社会で色々な人と関わっていく大変さ仕事の上でも勉強が欠かせないということを知っている、働く母の方が教えられることは多いかもしれません。

 

大事なのはどうやって子供とコミュニケーションをとるかということ

一番大切なのは、子供とどう関わっていくかということ。

時間があっても親子のコミュニケーションがとれていない家庭もあるし、忙しくても短い時間で濃いコミュニケーションをとれている家庭もあります。

 

ですから専業主婦かワーママか、母親の働き方、生き方によって子供の学力が決まることはありませんし、接している時間の長さと学力も比例しません

 

ですから、子供の勉強がうまくいかない時に、共働きだから、という理由に逃げないことです。

共働き家庭でも東大に行ける子もいれば、専業主婦の家庭でも、大学に行くだけの学力が身に付かない子だっているのです。

 

専業主婦で家にいたら、子供がみんな頭が良くなって問題行動の一つも起こさないのかといったら、そんなことはありません。

 

ですから、働き方によって子供の学力は左右されないということを肝に銘じておきましょう。

 

子供と毎日どんな話をしていますか?

職場の愚痴とか、近所のうわさ話なんて子供は聞いていても楽しくありません。

学校でどんなことがあったか、給食はおいしかったかなど、普段の様子を聞くことはもちろん、自分が今日感じたことなどを話すのもいいですね。

 

小学校でも高学年になってくれば、世の中のニュースの話や読んだ本の話なども出来るようになりますしね。

 

専業主婦で時間があるなら子供とたっぷり話をすることが出来ますから、親子のコミュニケーションをしっかりとりたいものです。

スマホばかり見ていたらもったいないですよ。

 

ワーママでもお風呂に入りながらとか、家事をしながら話をすることは出来るはずです。

大事なのは、子供の話を聞こう!と思う気持ちです。

 

小さい頃から知的好奇心を育てよう

子供が自分から勉強するかどうかは、知的好奇心があるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。

 

これってなに?どうして?と思う気持ちは、働いていてもいなくても、小さい頃から育てることが出来ます。

 

テレビを見ていても疑問に思うことを話し合ってみるとか、休みの日に公園で探検するとか、博物館に連れていってみるとか。

 

また、子供の素朴な疑問に答えることも大事ですね。

親が適当に答えていると、子供も質問するのがイヤになってしまいます。

 

分からないことを一緒に調べるということが子供の知的好奇心を育てます

 

子供は親の背中を見て育つ

子供は親が何かに取り組んでいる姿をしっかり見ています。

 

ですから、親が仕事を一生懸命頑張っている姿、仕事のためにさらに勉強している姿などは、子供にとって良い影響を及ぼすでしょう。

 

専業主婦であっても、読書をしたり趣味を極めたり、ボランティア活動をするなど、何かに打ち込む姿は子供の心に響くものがあるはずです。

 

専業主婦や共働きなどの働き方と子供の学力の関係・まとめ

親が働いているかどうかではなくて、親がどのように自分の人生を生きているか。

それを子供は感じ取るものです。

 

大事なのは親の職業ではなくて、親の生き方、考え方、価値観です。

子供の学力を上げたいと思ったら、「私はどんな生き方をしているだろうか、子供に胸を張れるだろうか」ということを考えてみてください。

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